【起業家の鬱】パニック障害を乗り越えた私が考える原因と解決策

ヘルスケア
この記事の内容」
  • 鬱になる起業家の特徴
  • パニック障害になった原因と解決策
  • なぜ私はそれでもリスクを取りたがるのか
  • あなたに言いたいこと

こんにちは、和久井港です。Twitter@realminatowakui

私は現在25歳で、東京都港区と茨城県に会社を所有しています。港区の方の会社は2018年に設立し、留学関連事業を行っていましたが新型コロナの影響で完全に意気消沈しております。

茨城県の方の会社は、2021年3月、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下、パニック障害完治後に作りました。なのでまだ設立から3週間しか経っておらず、Webサイトから何から準備中という感じです。

今回は私のパニック障害の体験を通して、起業家が鬱に陥ってしまう原因と解決策をお話します。

YouTubeはこちら▶︎https://youtu.be/WkBw0ywU9v4

鬱になる起業家の特徴【起業家もサラリーマンも学生も同じです】

  1. 生真面目
  2. 繊細
  3. 心配性
  4. 単純
  5. セルフドM

大抵、このような共通した特徴が見られるのではないかと考えています。私の知人にも、鬱を発症したフリーランスの方がいますが、上記のいずれかに当てはまっています。

また私自身に関しては、全て当てはまっております。

当てはまる方は起業するべきではないのか?

全くそんなことはないと思っています。

むしろ経営者に向いている部分も多分にあるはずだと考えていまして、生真面目な部分、単純な部分、自分を追い込めるセルフドMな部分は人の上に立つ人間として有していたい資質だと考えます。或いは、繊細である部分は、サイエンスのみではなく、アートに触れて心を豊かにしている分、人の心に寄り添ったプロダクトやマーケティングデザインが作れるのではないか、と。

なので、上記に当てはまるからと言って、起業が向いてない。起業したら鬱になるとは言えません。

パニック障害を経験した私が奨める、予防策

  • 友達や家族と過ごす時間を確実に作る
  • 週に3日以上は運動をする
  • 毎日何にでもいいから感謝をする

以上です。至ってシンプルです。努力しなくてもできることです。

実際に私はパニック障害になって以降、筋トレを今日まで続けていますし、最近では週5日くらいで縄跳びもやっています。筋トレに関してはこちら》筋トレ&ヘルスケア記事一覧

あとは、家族と過ごす時間を作っています。

夜ご飯は毎日家族と一緒に食べますし、日曜日の午後は必ず、仕事をせずに家族と過ごします。それから、毎日家族に対して何かしら「ありがとう」を伝えるようにしています。

「そんなこと意味あんの?」

と思う方も多いと思います。

意味があるから言っています。

パニック障害になった原因と解決策【人生を見つめ直してわかったこと】

パニック障害になった原因を特定するのはほぼ不可能だと思っていまして、ストレスやなんやと言いますが、そんなの数年で蓄積されたものではなくて、一生をかけてため続けたものだと思います。

ただなんとなく原因として考えられること、自分として思い当たるものについてリストアップします。

パニック障害の原因、おそらく鬱も共通。というか私は抗うつ剤飲んでた

  1. 理想と現実の自分のギャップに苦しみ、自分を愛せない
  2. 人に認められるような結果が出ないと存在価値を見出せない
  3. 「べき」論に頭を支配されて、自分の心の声を聞いていない

おそらくこれらが24年間蓄積された結果がパニック障害だったんじゃないか、と。

原因は人それぞれだと思いますから、これに当てはまらないからと言って自分が鬱にならないとは限らないですし、鬱でもないということではありません。

心配なら病院に行ってください。最悪、鬱で人は死にます。

もっと長年悩んでいた部分としては①と②です。③は起業してから身にのしかかってきたプレッシャーの一種ですから、そんなに長い間悩んでいたわけではないです。

理想と現実の自分のギャップに苦しみ、自分を愛せない

そもそも私が起業するに至った理由というのは、本当にまず金持ちになりたいからとかではないです。私は比較的余裕のある家で育ったので、金に困ったことは一度もありませんでした。

ただ一方で、私より優秀なのに家庭環境のせいで可能性を潰されてしまっている人もいる。実際、私の友人は、母子家庭だからという理由で私より優秀だったのに高卒で就職しました。

その彼が言った

「大学行ってみたかったけどね。。」

に、私はハッとして、だらだら生きてる場合じゃないと強烈に自覚したのを今でも覚えています。つまるところ、私が起業した目的は、機会に恵まれなかった人に機会提供する事業を作るため、だったのです。

そしてそれは今で同じです。

そんな理想を掲げている自分が、全く持って事業を成長させられない。これはかなりのストレスでした。実は起業以前から、自分の理想と現実とのギャップに悩んでいたことがあります。

なので多分これは生まれ持った性格に近いのかもしれません。まあこれが1つ、大変なストレスだった、と。

人に認められるような結果が出ないと存在価値を見出せない

とにかく負けず嫌いで、賞賛を浴びるのは子供の頃から大好きでした。それがひたすら快感で、それさえあれば飯もいらないというくらいに好きでした。

まあ私は頭が悪かったので努力をせずに中学頃からは、勉学やスポーツで賞賛を浴びることが少なくなり、それでも賞賛を浴びるためにわざと不良ぶっていた時期もありました。

大人からは怒られる一方で同級生や後輩からは慕われるのが好きだったのです。典型的な馬鹿です。大馬鹿野郎ゴミクズうんこ人間です、今思うと。

この部分も結構苦しみました。

私はその後晴れて更生し、成城大学というまともな大学に入学するわけです。これは私がすごいと言ってるのではなく、社会的に成城大学はまともだと認知されているはずだという予想です。多分データ的に見てもまともな大学の部類に入るはずです。

この頃から、勉学や知能で人に認められることがくせになり、起業に突っ走ります。起業というのは、ある種、研究に似ています。このビジネスモデル(仮説)を検証したい。検証結果が売上として出るわけです。

これがなかなか出ないものだから非常に辛かった。

起業してから、1日毎に自分の存在価値が下がっているような気がしていました。まあメディア売却をしたり、自慢できることはありましたが、不足でした。私にとってはそんなものはどうでもよかった、もうぶっちゃけていうと、孫さんになりたかった。

さて、これらの解決策についてお話します。どのようにこんな生来のクセを解決したのか。

解決策は至って簡単、薬、運動、ありがとうという魔法の言葉の乱用

まず薬です。抗うつ剤。レクサプロとアルプラゾラムの服用です。これで鬱症状を抑えることができました。その間に、体を鍛え始めました。

理由は簡単です。

身体=精神

だから、精神が病んでるなら身体を健康にしてしまえばいいと思ったからです。

スポーツ選手でうつ病の方ってあまりいないですよね。これは多分そういうことなんじゃないかと思うんですよ。結局、身体と精神って一体ですからね、=の関係なので、どっちが先とかない。簡単な方からやればいい。

大抵の場合、身体の健康を手に入れるほうが簡単です。

ということで、毎日筋トレを始めて、もう10ヶ月経ちます。

最後に「ありがとう」の乱用です。

ありがとうという魔法の言葉の乱用

人に感謝することって、私はなかったんです。全て当たり前だと思っていました。しかしパニック障害になって、今まので全てが当たり前ではなかったんだと気づき、自然と感謝の念が湧いてでました。

生きてる、あーありがたい。

家族がいる。あーありがたい。

家がある。あーありがたい。

心配してくれる友がいる。あーありがたい。

身体が自由に動く。あー、ありがたい。

本当にこう思ってます。ありがとうを毎日言い続けてます。そうすると、その対象を大切にしようと思えてくるんです。大切だからありがとうじゃないんです。

ありがとうと言うから大切に思えてくるんです。

大切だから心からその人のためになることをしたいと思う。関係を築きたいから、言い方を気をつけて、しっかりと相手の話を聞く。

もうね、りんごよりも薬要らずですよ、ありがとうと言いまくるのは。無料だし、季節問わないし。

おすすめです。

なぜ私はそれでもリスクを取りたがるのか【コロナ禍で売上ないのにまた起業】

2020年はそういったわけで、休養していました。

その時に何億回か、

「会社畳んで就職しよう」

「もう楽して生きよう」

と思いました。

でも自分のために、楽して生きるのもいいけど、どうせ死ぬやん。と。

どうせ死ぬのに楽して、死んだ数年後に生きたことすらなかったことにされる人生ってどうなん?と。

就職して人に機会を与えられる人になれるん?と。

失うものなんてもう何もないわ。と。

人は生まれる時と死ぬ時をコントロールできないんです。まあ自殺をのぞいて、ですけど。

明日死ぬかもしれない。今日死ぬかもしれない。パニック障害の最初の症状って、死への恐怖なんです。

実態のない死という恐怖が、足元から全速力で心臓めがけて駆け上がってくる感じ。です。

そんないつ死ぬのかもわからんってことを身をもって経験したのに、まだいつまでも生きていられると思ってんの?と。

どう考えても、やりたいことをやり残したまま死ぬ方がしんどい、と。

というか、本当はやりたいことがわかってんのにやらずに生き続ける方がしんどい、と。

社会は元気を無くしてる、と。

お前は何もやらんと生きていくんか、と。

生きてる証を時代に打ちつけてこいよ、と。

聞こえて止まなかったんです。なので起業しました。

あなたに言いたいこと

あなたが誰かは知りませんが、起業している方?で鬱に悩んでいるなら、私から言えることはひとつです。

自分の心の声に耳を傾けてください。

他人がどうとか、従業員がどうとか、会社がどうとか、全てどうでもいいことなんです。

だってあなたが会社を作ったのと同じように、全員、自分の意思で生きているわけです。あなたが守るべきはあなた自身だけです。

Twitter:@realmiatowakui

白地図を広げて明日を待っていたい。