【others】ミスチル史上最も艶かしく胸が苦しくなる歌詞とメロディ

Mr.Children

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この曲を聴き終わった後の僕の率直な感想はこちらです。

何が起こったの?
このまま何も考えたくない
25時の茨城に輝く
窓の外の月を見てる

筆者は茨城県在住

Mr.Childrenの最初のアルバム「EVERYTHING」から全ての曲を聴いてきた僕ですが、この「others」という曲はMr.Children史上最もエロく艶かしく切なく大人で胸が苦しくなる曲だと思います。

歌詞についてももはや解釈が不要なくらいダイレクトに情景が浮かんできてしまいます。

つらい。

こんなフィクションをもし書けるのだとしたら、桜井和寿はやはりもうミュージシャンの域をとっくに飛び出て、文豪の域です。

others/Mr.Childrenの歌詞

othersは現在、YouTubeのMr.Children公式チャンネルでも公開されていません。いち早く聴きたい、見たいという方はSOUNDTRACKSを購入してください。

今回のアルバムは、ファンでない方が買っても1ミリの公開もない作品です。それくらい本当に素晴らしいアルバムです。

others

歌手:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

君の指に触れ
くちびるに触れ
時間(とき)が止まった

硬い氷は溶け
身体中を滑る
2人の熱で

何が起こったの?
しばらくは何も考えたくない
窓の外の月を見てる

まるで近未来の映画のよう
アンドロイドが
感情なんかなく
ただ互いのエネルギーを
吸い合うように

意味はあるだろう…
だけど深く考えられない
気まずさでビール口に運んだ

テーブルの上の灰皿
アメリカ史紐解く文庫本
それはきっと彼のもの
「そろそろ行くね」って僕の
言葉を待っていたかのよう
無駄のない動きで君は そう僕に手を振る

「すぐ捕まるさ」
そう言いながらスニーカーを履き
タクシーに向けて僕は走った

ベッドで聴いていた blues
誰の曲かも君は知りはしない
きっと彼の好きな曲
愛し愛されてたとしても
そう感じられるのは一瞬で
その一瞬を君は僕に分けてくれた

君の胸に触れ
くちびるに触れ
時間が止まった

硬い氷は溶け
身体中を滑る
2人の熱で

何が起こったの?
このまま何も考えたくない
25時の首都高に輝く
窓の外の月を見てる

この歌詞で艶かしさを演出している部分を太字にしました

もちろん、othersという曲はメロディそのものが本当に艶かしいんです。

これ以上に艶かしいという形容詞が似合う曲は、多分日本にはないです。

艶かしい。

あとちょっといいですか。

レモンサワーのCMなのに歌詞で主人公が飲んでいるのはビールなんですよね。

胸のうちで突っ込んで可笑しくなったのですが、まあ置いときましょう。

othersの歌詞解釈【胸が苦しくなる情景描写と見事な言葉遊び】

まるで近未来の映画のよう
アンドロイドが
感情なんかなく
ただ互いのエネルギーを
吸い合うように

意味はあるだろう…
だけど深く考えられない
気まずさでビール口に運んだ

others/Mr.Children

この太字の部分が見事な言葉遊びというか、言葉や文に対する神経質さというのを感じられます。

「感情なんかなく」でも「意味はあるだろう」と感情と論理的な意味を対として表現しているわけですね。

感情はないんだけど、論理的に考えれば多分、この関係や彼女の行動には何かしらの意味はあるはずだって、半ば希望的観測を交えて考えているわけです。

ただ、「深く考えられない」んです。

なぜなら、深く考えれば考えるほど、自分が相手に抱いていて欲しい「意味」が彼女にはないということを薄々というか、もう自明なんです。

主人公にしてみれば意味があるものだと思いたいのに、彼女からすれば彼との事には意味なんかないんです。

だから気まずくて、レモンサワーではなくビールを飲むんです。

男女の関係を「感情と意味」で対比させるレトリック

この部分をもっと深掘りした曲が「NOT FOUND」や、少し味方を変えて味わうと「ファスナー」にもこのような要素が含まれています。

要するに、登場人物の感情や行為の意味が行き違い、食い違い、結局難しいなあという結論に至っているわけです。

しかしこの「others」という曲では、難しいなあで終わるのではなく、もう何も考えたくないという終わり方をしているんです。

だから本当に艶かしくて、大人で、胸が苦しくなるんだと思います。

はい、次。

「そろそろ行くね」って僕の
言葉を待っていたかのよう
無駄のない動きで君は そう僕に手を振る

「すぐ捕まるさ」
そう言いながらスニーカーを履き
タクシーに向けて僕は走った

others/Mr.Children

これは説明が多いですね。

アメリカの映画って、説明が多いんですよ。例えば「そろそろ行くね」の上に「アメリカ史紐解く文庫本」というフレーズがありますね。

なんか匂うんですよ。

アメリカ映画の説明の多さ。

アメリカ史を紐解く本。

説明的な文章。歌詞。とアメリカの映画。これをリンクさせたのか、それとも、アメリカ史紐解く文庫本には他の意味があるのか。

多分、あるとすれば、彼女には全く似合わない物ということを表しているんでしょうかね。

その後にある「blues」という歌詞。ここもやっぱりアメリカですよね。

散りばめられたアメリカ感とアメリカの文化を散りばめていると言われても納得がいくothersの歌詞。

主人公からすれば彼女には似合いではない物ばかりがその部屋には置かれていて、やっぱり彼女はmine(僕のもの)ではなくothers(誰かのもの)であるということを表現している。

ちょっと見事過ぎませんかね、桜井さん。

無駄のない動きで君は そう僕に手を振る

もし感情があったり、意味がある事なのだったとしたら無駄のある動きになると思うんです。

例えば、見送るために服を着るとか、場面によると思いますけど、最後にハグをするとか、名残惜しそうな表情を見せるとか。

でも彼女は無駄のない動きで僕に手を振るんです。

悲しい。

悲しいすぎる。

ここまで胸を締め付ける歌詞を書く意味はなんなんだろうと、逆に桜井さんに聴いてみたい気持ちです。でも言葉の力、これが本当の意味での作詞であり、詩人なんでしょうね。

タクシーに向けて僕は走った

渇いたKissでは地下鉄でしたね。

あれから18年経ちました。主人公はタクシーに乗れるようになったんですね。いや時間的に終電がなかったからなんでしょうか。

どちらにしても、Mr.Children史とともに歴史を感じさせてくれるワンフレーズです。

ちなみに、なぜ走ったのか。

惨めだという思いがあったのか、立ち止まって考えたらやはり気まずさ、虚しさ、悲しみが湧いてくると分かっていたのか。

ここは複雑な彼の心情が見事に表現されていると思います。

交錯する感情を、走ってタクシーに向かうという一言で言い表す=文豪。

はい、次。

何が起こったの?
このまま何も考えたくない
25時の首都高に輝く
窓の外の月を見てる

others/Mr.Children

渇いたKissではこう言っていました。

こんなにも俯瞰で自分を見れる
性格を少し呪うんだ

渇いたKiss/Mr.Children

でも、このothersの主人公は何も考えたくないんです。

25時の首都高をタクシーに乗って自宅に向かってるんですよ。

やっと結ばれたと思った彼女の部屋には、彼女に似合わない物ばかりが置いてあって、感情も意味もない事の相手にされた主人公としてみれば、何も考えたくないのも分かります。そりゃそうですね。

1人でタキシーの中から月を見てる、25時。

何を考えようとも、結論は、彼女は僕に対して感情も意味も持っておらず、そう願ってしまうのは自分のエゴ、或いは、恋心だったんです。要は結ばれたと思いきや一瞬にして失恋をしてしまう。

まさにジェットコースターみたいに浮き沈み、シーソーゲームです。

今回のアルバムは本当に集大成を感じさせてくる曲ばかりです。

この曲でもっとも難解な歌詞【硬い氷は溶け・・・】

君の指に触れ
くちびるに触れ
時間(とき)が止まった

硬い氷は溶け
身体中を滑る
2人の熱で

others/Mr.Children

この部分が本当に難解なんだと思いました。

君の指に触れ、くちびるに触れ、時間が止まった。というのは分かります。長ったらしく説明するなら、時間というのは認知の中に存在する概念なわけです。

ですから、彼女に触れた時、世界(自分の認知)には彼女と自分しか存在していないように思える。それくらい夢中になってしまう相手だということですよね。これはね、よく分かります。

自分を俯瞰で見れるはずの僕でも、こういう体験はしたことあるんですよ。

その後、硬い氷はとけ、身体中を滑る。2人の熱で。

なんともエロすぎる。

谷崎潤一郎よりも吉行淳之介よりもエロい。

ただこの氷が何を比喩しているのか、暗喩しているのか。これが気になるところです。

01・硬い氷 = 緊張

セックスを確信した時のキスって逆にドキドキしますよね。

特に最初の時は。

これを硬い氷と表現したのか。そうだとして、氷は2人の熱で溶けて身体中を滑る。んー、エロい。

エロすぎるw

硬い氷が溶けて、2人の熱が互いに伝わって、それが溶けて、求めあい、2人が溶け合い。いやエロすぎるな。艶かしい。

こんなん、もうこれはエロすぎるやんw

桜井和寿、エロすぎるやろ。

02・硬い氷 = 彼女の了解

彼女の彼を拒む意思が、2人の熱で氷のように溶けていく。

これもまたエロいな。

なんにしてもこのフレーズってエロすぎるんですよ。

君の指 花びらを撫でてたろう
僕は思う その仕草 セクシーだと

youthful days/Mr.Children

よりもセクシー。

結論:硬い氷は何をどう考えてもエロい。

SOUNDTRACKSはまさにMr.Adultになったミスチルを楽しめる

SOUNDTRACKS、買わないと損です。


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