

- 何事も続かない性格を直したい
- 続けることの意味が分からない
- 何かを続けるコツとは
今回はこのような方に向けた記事になります。
【結論】続けるコツは続けること。それ以外に続けるコツはない


まず、何事も続けるにはコツが必要です。というわけで、書店ではかなり多くの続けるコツに関する本が売られています。そして結論として、そのような本は読む必要はありません。
僕が下記で示す1行を長ったらしく書き伸ばしたものが、書店で売られている続けるコツに関する書籍の論旨です。
それが、
続けるコツは続けること
ということです。
もしこれが単に僕の経験や体験に基づくものであればこのブログは読む価値はありません。しかし脳科学的にもこの説はかなり濃厚であるとされています。要するに、人が何かを続けるにあたり必要なのはドーパミン(快楽物質)です。
このドーパミンは以下の状況で分泌されると言われています。
- 楽しいことをしている時
- 目的を達成した時
- 他人に褒められた時
- 新しい行動を始めようとする時
- 意欲的な、やる気が出た状態になっている時
- 好奇心が働いている時
- 恋愛感情やときめきを感じている時
- セックスで興奮している時
- 美味しいものを食べている時
僕のいうところの、続けるコツは続けること。というのは、この中でいえば以下に当てはまります。
- 目的を達成した時
- 他人に褒められた時
- 好奇心が働いている時
脳みそを思うままにコントロール出来るようになると、人はそれまでが嘘であったかのように1つの物事を続けることが出来るようになります。
そのためのステップを解説します。
STEP01・新しいことに挑戦/目標を再定義する
まずは今やってみたいと思うこと、もしくは今既に始めているけど続けられるか不安なことをリストアップしてください。
既に何かを始めている場合は、目標を再定義します。これから何かを始めようと思っている人は、その時点でドーパミンが分泌されているのでもう大丈夫です。
では、目標の定義について。
目標は具体的であればあるほど達成感を味わうことができます。なので、このように設定してみてください。
- 毎日15分を1ヶ月やる
- 週3日を1ヶ月やる
- 週1を1ヶ月やる
等々、頻度や期間はお任せしますが、重要なのはまずは無理のない目標を立てることです。現時点から最終目標に辿り着くまでにマイルストーンを置いてください。
要は目標達成までの中間地点です。
これを達成できれば、その際にドーパミンが分泌されるのでまたやろうという気になるはずです。
STEP02・それを誰かに褒めてもらおう
もうこれは打算的で構いません。
絶対に褒めてくれそうな方に、自慢げに自分が達成した目標について語ってみてください。
例えば、筋トレを週3回、とりあえず1ヶ月やろうという目標を立てて、本当に達成できたとします。そしたらそれを恋人、親、その他SNS上のコミュニティで自慢してみてください。最初の目標は確かにしょぼいのでそんなに反響はないかもしれませんが、それでも必ず1人はあなたの偉業を褒めてくれる人は現れます。
それにより、さらにドーパミンが分泌されます。
これがSTEP2です。
つまり、自分が目標を達成したことを誰かに褒めてもらうことです。誰も褒めてくれないなら、自分で自分をかなり褒めて上げてください。僕はよくこれをしています。
STEP03・もはややめることがもったいなくなる
STEP01、STEP02をある程度の期間繰り返し行えたとします。すると人は、その行為をやめることにもったいなさを感じるようになります。それが惰性である場合もありますが、ぶっちゃけ好奇心も湧いているはずです。
例えば、筋トレを始めてなんだかんだで3ヶ月たった。
これってこのまま続けたら自分の体はどうなるんだろう?←好奇心でドーパミン分泌
こうなったらもう何も必要ありません。
好奇心が赴くままに目標を設定し、継続し、目標を達成し快感を得る。そして、半年~1年程度続ければ、どんな業界や趣味であってもその道の後続者から褒められるようになります。認められるようになります。
誰がこの最高に気持ちいい環境を放棄しますかね。しませんよね。
これにて、継続のプログラミングがなされるわけです。
僕はバイトは最短1秒でやめたが、ブログは2年続いてる


ここで僕の体験談を少しご紹介します。
僕は大学生のころ、アルバイトは最短で1秒でやめたことがあります。居酒屋のバイトだったのですが、勤務初日に出勤したところ、なんとなく嫌になったのでそのままばっくれました。そのほかにも派遣のバイトも、あらゆるバイトを数時間から数日でばっくれていました。
時を経て2018年6月。
僕はセブ島でブログを始めました。最初の目標はセブ島日本人界隈で僕を知らない日本人がいないくらいに有名なブロガーになること。次の目標が、自分の作ったメディアを売却し、それで得た金でさらに大きなメディアを作ること。
着々と更新を続け、最終的に僕を知らないセブ島の日本人は少数派であると言い切れるまでにはなりました。今はどうか知りませんが、少なくとも2018年~2019年にセブ島にいた日本人で僕を知らなかった人はほぼいないと思います。
めっちゃ快感でした。
その結果、なんと2年間も様々なメディアを運営し僕自身もブログを更新、時には他社メディアに寄稿するなど、「ブログ」という1年で9割が脱落する無理ゲーを2年も続けることが出来ています。
好きでないならやめてよし。但し、やめる理由が楽になりたいからなら続けるべし
最後に、やる気十分でも続けられないことって絶対にあります。
もしそれが本当にシンプルに好きでないからならやめても良いと思います。僕は高校も大学も中退しています。理由はシンプルに嫌いだったからです。
結果、やめたことに対する後悔は1ミリもありません。
ただもしそのやめる理由が、楽になりたいからとか、続けることが面倒くさいからというような理由の場合、目標を下げて続けてみることをおすすめします。
その理由は以下です。
- まだ面白いと思えるゾーンに達していないだけ
- 目標を下げて達成感を味わうことで好きなる可能性がある
- 本当に嫌いならそもそも興味を持つことはない
この中で最も重要なのが①の「まだ面白いと思えるゾーンに達していないだけ」です。
特に学習系はこれで挫折する人が多いです。先日このようなツイートをしました。
英語ってな、最初からおもしろいわけじゃないのよ。分かるようになると面白いわけ。分かるようになるために必要なものって何かというと、時間と気合なんですよ。
— 和久井港@42日後にブログで7桁達成する人 (@misanwakui) August 3, 2020
テクニックとか学習方法なんてその後の話。みんなテクニックやコツとか調べすぎ。やり始めは大抵、気合99とテクニック1よ。
英語ってな、最初からおもしろいわけじゃないのよ。分かるようになると面白いわけ。分かるようになるために必要なものって何かというと、時間と気合なんですよ。
テクニックとか学習方法なんてその後の話。みんなテクニックやコツとか調べすぎ。やり始めは大抵、気合99とテクニック1よ。
つまり何事も、面白い/つまらないほ判断するためにはある程度理解出来るようになる必要がある。それ以前でやめるのはただの挫折。この挫折の積み重ねが自己肯定感を低くし、自分なんてという自暴自棄な状態を作り上げます。
なので、分かるようになれば面白い。それまでは気合で乗り切る。
少し分かるようになるともっと分かりたくなる。そうしていくうちにドーパミンがドバドバ流れ出て、何事も楽しいと感じられるようになります。
これは、僕が保証します。
結論、続けるコツはとりあえず続けることです。
終わり。