
ここ数ヶ月、新型コロナウイルスが世界的なパンデミックとなっていますが、増えているのは患者数だけではありません。
このコロナ禍において、「新型コロナに関する詐欺被害者」も同時に増加しているようです。
今回は、どのような詐欺被害があるのかをご紹介します。
主な詐欺被害は下記5種類
- ワクチン系詐欺
- 検査系詐欺
- マスクなどの医療用備品系詐欺
- オンライン診療系詐欺
- ファイナンス系詐欺
新型コロナで禍で増えた5つの詐欺とその手口
国家、あるいは、世界単位での災害時にはいつも詐欺被害も増えます。人間の恐怖心につけ込み、短期的に莫大な利益を得ようとするわけです。
というわけで、今回の新型コロナ禍で増えている5つの詐欺とその手口をご紹介していきます。
特に今は外出自粛などで、容易に祖父母に会えないという方も多いと思います。なるべく、頻繁に連絡してあげてください。
健康と、詐欺被害を未然に防ぐ意味で。
01・ワクチン系詐欺
納豆食べればコロナにかからないとかいうデマ流してた
— てんてん (@Ten10Choco) April 16, 2020
茨城県民のせいだろ pic.twitter.com/8dFbhMHx6T
新型コロナ禍において、これまでにも様々な噂が流れました。
例えば茨城県に感染者が0だった時は
「納豆がいいんだ」
と言われ、スーパーから納豆が消えるなど。
それと同時に、厚生労働省などに認可されていないサプリメントやビタミン剤を販売する悪徳業者が出現しているようです。
この詐欺のこわいところは高額請求だけではありません。
実際には、得体の知れないタブレットなわけです。身体にどんな影響を及ぼすか分かりません。
免疫を高めるなどとそれらしきことを言われても、知らない業者などからは絶対に買わないようにしてください。
02・検査系詐欺
新型コロナウイルスに不安のある方々に、簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分。申込方法等、これから準備。#コロナ検査有志
— 孫正義 (@masason) March 11, 2020
自宅で簡単に新型コロナのテストが出来るという検査キットを販売している詐欺業者も出現しています。
無症状患者、もしくは軽症者のPCR検査があまり推奨されていなかった段階で彼らはインターネットを通じて簡易的な検査キットの開発・販売に着手し始めたようです。
楽天が法人向けにPCR検査を販売開始とのニュースや、孫さんが検査キットを発注するなどとツイートして話題になりましたが、基本的に自宅での検査は控えるようにとのことです。
03・マスクなどの医療用備品系詐欺
マスクのページ、私ですら今日一度も見れませんでした。ご迷惑おかけしたみなさま、申し訳ありません。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) April 21, 2020
マスク不足はいまだにニュースになっていますし、SHARPも販売を開始した日にサーバーがダウンするほどのアクセスがあったということです。
実際、最も多いのはこのマスク系詐欺なのかと思います。
通販の場合、写真よりも小さいサイズのものが届いたり、手作りのなんちゃってマスクが届いたり、最も悪質なところでは、N95マスクの偽物なども販売されているようです。
またこれらの詐欺手段はマスク入荷などのemailなどをランダムに送信しているようですので、よく確認した上で購入するようにしてください。
04・オンライン診療系詐欺
【電話やスマホで医療機関に相談・受診ができます】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) April 23, 2020
高額な機器やシステムは使わずに、電話やオンラインによる診療ができるようになりました。詳しくは、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」をご覧ください。#家で過ごそうhttps://t.co/1SIm7VEaGj pic.twitter.com/guLXPT8Uan
オンライン診療が普及した場合などは、保険証やクレジットカードなどの情報を狙った詐欺も増えます。
オンライン診療を利用する際は、どの会社が運営しており、実際にこの時代でTwitterなどでもレビューが確認できると思います。
そういった情報を参考に、注意して利用してください。
また職業詐称なども増えると思いますので、大手が運営するプラットフォーム以外ではオンライン診療は受けないほうが無難です。
05・ファイナンス系詐欺
オーストラリアの山火事の募金詐欺のメール。
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) February 8, 2020
在住者として許せん💢
被害にあっている人や動物をネタに詐欺ができる奴っていったいどんな神経してるんだよ。
だいたいリンクのURLが「yaho」って、そんなん騙されるわけないじゃんね? pic.twitter.com/Vyw3KdaU5J
例えば、WHOを詐称するemailが届いたり、慈善団体への募金をうたう詐欺集団が確認されています。
実際にこれらは新型コロナ禍以前から存在していましたが、パニック時の方が彼らにとっては都合はいいはずです。
知らないメールアドレス、WHOなどのあり得ない送り主に対して、個人を特定できるような情報を送らないようにしましょう。
またこのタイミングを狙った保険屋を詐称する詐欺も存在します。
基本的に、今のタイミングで金銭を要求してくる場合は全て詐欺と思って問題ないと思います。

今、多くの人が「できるのが当たり前」のようにワクチン、ワクチンと言っていますが、エイズのワクチンはありません。この期待こそが、もっとも大きな副作用になるのではないかとアンソニー・ファウチ氏も言っています。数十年前HIVに直面したファウチ博士らが新型コロナに見る共通点
実際に日本でこれら全ての事例が確認されているわけではありません。しかし今後このような詐欺被害が日本でも流行する可能性がありますので、あらかじめ注意を促す意味で書いています。